参加者(含演者): 76名
アンケート回収数 : 62
回収率 : 82%
1. 参加者情報
数 | %(/62) | |
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発生生物学会 | 35 | 56.5 |
細胞生物学会 | 17 | 27.4 |
両学会 | 0 | 0 |
記入無し | 10 | 16.1 |
数 | %(/62) | |
---|---|---|
正会員 | 27 | 43.5 |
学生会員 | 3 | 4.8 |
非会員 | 9 | 14.5 |
記入無し | 23 | 37.1 |
数 | %(/62) | |
---|---|---|
男性 | 18 | 29.0 |
女性 | 26 | 41.9 |
記入無し | 18 | 29.0 |
数 | %(/62) | |
---|---|---|
20代 | 18 | 29.0 |
30代 | 26 | 41.9 |
40代 | 19 | 30.6 |
50代 | 8 | 12.9 |
60代 | 2 | 3.2 |
70代 | 0 | 0.0 |
記入無し | 5 | 8.1 |
2. 最近の様々な女性研究者支援の施策や研究費等について
数 | % | |
---|---|---|
初めて聞いた | 5 | 8.1 |
新聞やHP等で何らかの予備知識があった | 37 | 59.7 |
よく知っていた | 20 | 32.3 |
記入無し | 1 | 1.6 |
3. このような制度や研究費(学振RPDは男性でも応募可能)に(複数回答あり)
数 | % | |
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チャンスがあれば応募してみたい | 23 | 37.1 |
特に応募したいとは思わない | 5 | 8.1 |
昔あったらよかったのに | 19 | 30.6 |
その他 | 4 | 6.5 |
記入無し | 14 | 22.6 |
・すでにRPD ・社会のライフスタイルが変わるか、法律改正を伴う制度改革がないと生涯を通じての共同参画は難しい |
4. このような支援の潮流についてどう思いますか(複数選択可)
数 | % | |
---|---|---|
いいことなのでもっと推進してほしい | 34 | 54.8 |
いいことだが制度改善が必要 | 28 | 45.2 |
女性ばかり支援するのはおかしい | 1 | 1.6 |
女性研究者の数増加と地位の向上に必要 | 16 | 25.8 |
出産・育児の時期だけでなく生涯にわたる支援が必要 | 15 | 24.2 |
結婚・出産等個人のライフスタイル選択に関係なく支援が必要 | 12 | 19.4 |
社会全体や研究制度全体の改革と共に行わないと長続きしない | 35 | 56.5 |
このような支援は必要がない | 0 | 0 |
その他 | 3 | 4.8 |
記入無し | 1 | 1.6 |
・男の意識を変えないと外堀だけ埋めることになる ・世間一般の男性の理解が得られた上で支援があってほしい |
5. 本日の講演について
数 | % | |
---|---|---|
わかりやすかった | 42 | 67.7 |
もう少し工夫が必要 | 13 | 21.0 |
全くわからなかった | 0 | 0 |
記入なし | 7 | 11.3 |
・宣伝不足 |
6. 次回の男女共同参画ワークショップ企画について(複数回答あり)
数 | % | |
---|---|---|
続けてほしい | 53 | 85.5 |
興味がない | 0 | 0 |
今度は違う側面から企画してほしい | 8 | 12.9 |
記入なし | 3 | 4.8 |
・ディスカッション中心の方がおもしろそう ・もう少し平易な表現で ・海外女性研究者の生き残り方、社会支援体制を知りたい ・外国との比較 ・男を対象にした意識改革促進企画が不可欠 ・small groupを作りdiscussionできるような企画など |
7. その他ご意見があればお願いします。
・女性が働きつづけるには評価制度の改革も必要
・キャリアパスの多様性についての企画(ハッピーなロールモデルがあれば共同参画に夢が持てる)
・時限付きの体制がすべての研究体制の余裕を奪ってしまっている。日本のサイエンスが危ない。
・さらに応募・利用しやすい制度へ改善していっていただけたらと思います
・いろいろな意見が聞けてよかったです。さらに制度が充実していくとよいと思います。
・ある程度までは「逆差別」的な優遇措置も必要と思う。どの程度まで「逆差別」するのか(しないのか)についてこういった場などでコンセンサスを得られるようにすすめられたら良いのではないかと思う。
・男性への支援で女性が楽になる支援等もあっても良い気がする。2つの合同大会にしては参加者が少ないので、もう少しアピールしてもよかったと思う。
・人を集める努力はしたのですか?
・3人の採用で何かやったと言えるか?恥ずかしくて言えないようなことを堂々と述べているのはおかしい。
・制度ができる以前に“結婚・出産を選択する女性は研究者になるべきではない”という周囲の意識がある限り、女性研究者の増加は望めないと思う。
・数値目標はわかりやすいが、結果を急ぐと「女性はたいした能力が無くても残れる」とみなされる可能性もある。実際子どもが出来てしまえば、女性の方が同じ結果を出す為に時間がかかる可能性もあり、男女の家庭への関わり方、社会全体としての子育て支援制度が充実しないと、ポスドクと同じで質低下につながる。とはいえ、個人的には最近の制度改革は大変ありがたく、心して利用させていただきたい。
・RPDや学振PDにおける中断を認める制度は、出産・育児の間は無収入で暮らせると言っているに等しく現実味がそもそも低く、出産をためらう一因になっている。制度として間違っていると思う(ポスドクは借金返済を負っていることも多い)。妊娠した場合、ポスドクは無職になり、助手なら産休育休が充実している等分野ごとの差が激しい。女性が企業に目が向くのは、制度があまりに不備だらけである現状があると思う。
・”給料半分でも長期間”のお話に同意します。1日の労働時間や給料を減らしても、継続して働くことが大切だと思います。家族が一緒に暮らせるように、夫婦でポジションがとりやすくなってほしい。
・受け皿があって初めて生きてくる話だと思います。強引に話を進めても、このままでは逆差別のそしりを免れないと思います。政府の少子化対策とのコラボ・タイアップはないのか?工夫の余地。
・本ワークショップには基本的に全員参加が必要だと思います。ですので、大きい会場でランチョンセミナーにする等のプログラム上の工夫があった方がよいと思う。
・女性研究者支援が一部の大学が選ばれるようなシステムなのはおかしいです。全体に行くべきです。育児の大変さと、その際の代替教員(研究員)のシステムを早く確立すべきだ。
・多くの人に関係する問題で、もっと多くの人がこの会に参加していてもいいのに、見たところ参加者が少なく偏りがある印象を受けた。特に若い男性が少ない。パートナーと共にいろいろな経験をした女性・男性の参加者の割合は多いようだったし、興味深い話もたくさん聞くことができたので、今回の参加者が少なく偏っているのが残念だと思った。これからこの問題に直面する若い人をもっと巻き込んだ議論が盛り上がっていけば良い気がする。
・女性研究者支援モデル育成プロジェクト自体はすごく良いことで続いてほしいのですが、(プロジェクト雇用のポスドク等の)公募がclosed,である。もっと国全体でopenにしてほしい。このシステムだとどうしても内部の人にしかわからないシステムである気がする。
・ここで必要なことは、子育て女性のみのrescueではいけない。ポスドク支援と子育て女性支援は全く別なことである。
・さきがけやクレストで一番重要なのことは研究テーマ、計画であり、女性だから積極的に登用するという主旨はおかしい。それならば女性用のプロジェクト枠を立ち上げるべきではないか。
・学生・職員(ポジションあり)用の研究費・支援プロジェクト(研究費・保育費)も企画するべきである。
・日本のcultureに問題の基礎がある。米国でも英国でも5時以降にmeetingはまずない。6時に帰るということに日本の文化は否定的である。