一般社団法人
日本細胞生物学会Japan Society for Cell Biology

第71回細胞生物学会 第19回蛋白質科学会合同大会ランチョンワークショップ「あるがままで道を拓こう」

開催日

2019年6月26日(木) 大会3日目 12時45分~13時35分

講師

白壁 恭子(立命館大学)、南後 恵理子(京都大学)

司会

茶谷 絵理(神戸大学)、末次 志郎(奈良先端科学技術大学院大学)

本委員会では、大学院進学者やポスドクを含む若手研究者のキャリアパスについて学会員の皆様とともに考えてまいりました。本年度は白壁 恭子先生 (立命館大学)、南後 恵理子先生(理化学研究所)をお招きし、それぞれのキャリアパスをご紹介いただくことで、参加者それぞれのキャリアパスを考える機会を提案させていただきました。セミナーには、大学院生、ポスドク、教員、企業の方など、合計130名以上の参加がありました。

アンケート結果によれば、キャリアを考える機会となったというご意見が複数あり、また満足度も高いものでした。やはり、全体的な統計としてあらわれるキャリアパスを説明するよりも、個別の研究者によって千差万別であるキャリアの実例を紹介することで、どのようにキャリアを積み上げてきたかという事例を知ることは、参考になるところが多かったと思われます。

質疑応答の時間では、若手研究者や研究室主催者の先生方、企業の方々から、具体的なトラブルやライフイベントに遭遇した時にどのような気持ちであったか、またどのように対処したかなどの質疑応答がなされ、経験の共有を行うことができたと思われます。本委員会では、今回のセミナーをきっかけに、若手研究者の方々に研究を続けていただくためには、具体的なキャリアパス事例を含めた情報発信が大切であるとの認識を持ちました。

文責:末次 志郎(奈良先端科学技術大学院大学)

ワークショップアンケート結果

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