一般社団法人
日本細胞生物学会Japan Society for Cell Biology

Vol.32 August - December (4) 千里ライフサイエンスセミナーS4『新興・再興ウイルス感染症に対する取り組み』

1.日時

2021年11月2日(火)10:30~16:20

2.開催形式

WEB開催

3.コーディネーター

松浦 善治
 大阪大学感染症総合教育研究拠点
 大阪大学微生物病研究所 拠点長/特任教授
渡辺 登喜子
 大阪大学微生物病研究所 感染機構研究部門分子ウイルス分野 教授

4.開催趣旨

医学の発展により、人類はこれまでに様々な感染症を克服してきた。しかし、ここ数十年の間に、エボラ出血熱、エイズ、重症急性呼吸器症候群(SARS)、中東呼吸器症候群(MERS)といった新興感染症が人間社会に出現しており、世界的に大きな問題を引き起こしている。現在パンデミックを起こしている新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、未だ流行の勢いは衰えず、世界保健機関の報告によると、2021年8月10日現在、COVID-19の感染者数は2億人を超え、死亡者数は430万人にも上っている。本セミナーでは、感染症制圧を目指して日々奮闘している研究者が、COVID-19などの新興・再興ウイルス感染症の疫学研究、病態・病原性解析、およびワクチン開発研究について、最新の知見を紹介する。

5.プログラム(演題および演者)

10:30-10:35 挨拶
 岸本 忠三
  千里ライフサイエンス振興財団理事長
10:35-10:50 はじめに
 松浦 善治
  大阪大学感染症総合教育研究拠点 大阪大学微生物病研究所
  拠点長/特任教授
10:50-11:40 「エボラ出血熱の制圧に向けて:ワクチン開発研究とシオラレオネにおける取り組み」
 渡辺 登喜子
  大阪大学微生物病研究所 感染機構研究部門分子ウイルス分野 教授
11:40-12:30 「感染症の征圧を目指して」
 河岡 義裕
  国立国際医療研究センター 国際ウイルス感染症研究センター長
  東京大学医科学研究所 ウイルス感染部門 特任教授
-昼食-
13:40-14:30 「SARSとMERSがもたらしたウイルス学的な問題と対策」
 神谷 亘
  群馬大学大学院医学系研究科 生体防御学講座 教授
14:30-15:20 「COVID-19の疫学的特徴と対応の課題」
 押谷 仁
  東北大学大学院医学系研究科 微生物学分野 教授
15:20-16:10 「ワクチン開発研究の新展開;mRNAワクチンと核酸アジュバントの次へ」
 石井 健
  東京大学医科学研究所 感染・免疫部門 ワクチン科学分野 教授
16:10-16:20 おわりに
 渡辺 登喜子
  大阪大学微生物病研究所 感染機構研究部門分子ウイルス分野 教授

6.参加費

無料

7.定員

500名(要事前申込)

8.申込方法

参加希望者は、当財団のホームベージの「参加申込・受付フォーム」から10月29日までにお申込み下さい。
http://www.senri-life.or.jp/seminar/seminar-1-20211102a.html

9.主催

公益財団法人 千里ライフサイエンス振興財団
http://www.senri-life.or.jp

日本細胞生物学会賛助会員

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