Vol.32 January - July
近年のゲノム編集技術、オミックス解析、バイオインフォマティクス解析などの生命科学分野の技術の進歩に伴って、生体分子に関する様々な情報が得られる環境が整ってきています。形態学を基盤とする組織細胞化学は、これらの生体分子情報を細胞内あるいは細胞間の位置情報と統合し解析することを可能とする極めて有益な手法として医学・生物学分野の研究に活用されてきています。日本組織細胞化学会では組織細胞化学の普及を目指して1976年から講習会を開催してまいりました。第46回の今講習会は、8月18日(水)~20(金)の3日間、神奈川県横浜市(講習会)及び伊勢原市(技術講習会)で開催を予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染拡大の状況に鑑み、現地での通常開催は行わず、ストリーミング動画のWEB配信方式による座学講習会を行うことといたしました。また、講習期間を3週間程度延長し、期間中(8/18-9/14)は受講者限定で全ての講演動画を自由に何度でも視聴いただけるよう、また、講演者への質疑応答にも対応できるように致します。
詳細は第46回組織細胞化学会講習会HP(http://kjshc.nacos.com)よりご確認ください。多数の皆様にご参加いただきますようご案内申し上げます。
第46回組織細胞化学講習会 実行委員長
竹腰 進
東海大学医学部基礎医学系生体防御学 教授
事務局 加藤主税、井上奈穂美
ros-tokai@tsc.u-tokai.ac.jp