ヒューマンライフイノベーション開発研究機構では、機構が有する「ヒューマンライフサイエンス研究所」と「人間発達教育科学研究所」を通じて、その強みとなっている既存領域の融合や架橋をさらに強め、科学の視点から「こころ」「からだ」の実態をとらえるような新しい研究分野の提唱をめざすことを第4期の目標としています。この新たなビジョンに向けた第4期のキックオフイベントとして、脳神経科学研究分野のトップランナーである大隅 典子氏をお招きし、こころとからだの健康に関するシンポジウムを開催します。
日時
2022年11月2日(水曜日) 13:30~16:30
場所
お茶の水女子大学 (オンライン)
共催
お茶の水女子大学ヒューマンライフイノベーション開発研究機構
同上 ヒューマンライフサイエンス研究所
同上 人間発達教育科学研究所
テーマ
健康で心豊かな「人生」を科学する~こころとからだ~
プログラム
13:30~13:45 開会挨拶
佐々木 泰子(お茶の水女子大学 学長)
ご来賓挨拶
阿部 啓子先生(東京大学 大学院農学生命科学研究科 特任教授・一般社団法人バイオインダストリー協会 代表理事 会長)
13:45~14:35 基調講演
大隅 典子先生(東北大学副学長・東北大学大学院医学系研究科教授:神経発生学・発生発達神経科学)
「DOHaD:健康や疾病の発生的起源」
14:35~15:25 ヒューマンライフサイエンス研究所
研究所紹介 藤原 葉子(IHLS所長・教授:栄養科学)
①「低栄養が関連する疾患における脂質栄養の重要性」
市 育代(准教授:脂質栄養学)
②「外傷性脳損傷修復における環状ホスファチジン酸の効果」
宮本 泰則(教授:神経生物学・分子細胞生物学)
15:25~15:35 休憩
15:35~16:25 人間発達教育科学研究所
研究所紹介 大森 美香(IEHD所長・教授:健康心理学)
①「私たちは、どう若者でなくなるのか―現代日本社会における「後期若者」に注目して―」
大多和 直樹(准教授:教育社会学)
②「青少年の自傷行為はどのような意味をもつのか―自傷と他害、被害と加害の関係から―」
高橋 哲(准教授:犯罪心理学)
16:25~16:30 閉会挨拶
石井 クンツ 昌子(理事・副学長:ヒューマンライフイノベーション開発研究機構長)
<司会:小暮 光生(研究・産学連携課長)>
対象
本学教職員、学生、一般ほか
参加費
無料
申込方法/連絡先
事前申込制 締切:10月31日(月)
※申し込み、詳細は以下サイトから
http://www-w.cf.ocha.ac.jp/ihli/event20221102/