団体名 : 公益財団法人医療機器センター附属医療機器産業研究所
2024年 12月23日(月) 正午
応募方法
直接応募
助成のテーマ
本助成事業においては、研究者の革新的・独創的なシーズを基に、医療分野における社会的課題の解決に資する以下の技術分野であって、 基礎的段階の研究開発を次の開発段階へステップアップさせようとする医療技術研究開発のテーマを募集します。
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)によれば、医療機器の開発段階は、基礎研究(原理確認)、応用(製品開発)、検証(非臨床、臨床研究)に分かれており 、 本助成事業にいてはこのうち、現時点において基礎研究(原理確認)に相当するテーマを対象としますが、アカデミアの研究成果が適切に社会実装されるためには、 基礎から実用化までの研究開発が切れ目なく行われる必要があるため、次の開発段階へ移行する意欲のより高いテーマについて優先的に採択を検討します。
助成対象とする分野
医療分野における社会的課題の解決に資する6つの技術分野
① 日常生活における健康無関心層の疾病予防、重症化予防に資する医療機器
② 予後改善につながる診断の一層の早期化に資する医療機器
③ 臨床的なアウトカムの最大化に資する個別化医療に向けた診断と治療が一体化した医療機器
④ 高齢者等の身体機能の補完・向上に関する医療機器
⑤ 医療従事者の業務の効率化・負担軽減に資する医療機器
⑥ 次世代の医療機器開発・生産に資する要素技術・部品・部材の開発、製造基盤
次の開発段階へ移行する意欲のより高いテーマ
基礎研究(原理確認)の中にあって、基礎的段階の研究開発を次の開発段階へステップアップさせようとする以下の二つのテーマ
①萌芽・探索型:より探索期にあるものにあってはその後の原理検証フェーズに移行させようとする計画をもつテーマ
②実用化展開型:基礎研究(原理確認)の探索期を終えた後期にあってはその後の実用化展開に向けて応用(製品開発)に移行させようとする計画をもつテーマ
助成金額
助成金は、直接研究費と間接経費から構成されます。
(1)直接研究費
① 萌芽・探索型:100万円/件(税込)
② 実用化展開型:300万円/件(税込)
- 対象となるもの
研究開発に要する物品等の購入費用、その他研究の実施に直接必要な費用
※直接研究費に係る支出基準は原則として申請者の所属機関の基準に従うものとしますが、申請に当たっては、 直接研究費を①消耗品、②備品、③賃借料、④旅費・宿泊費、⑤学会参加費、⑥謝金、⑦通信費・印刷費・その他雑費等の7項目に分けた研究費使用計画を作成いただきます。
- 留意点
人件費、研究室の賃借料や水道光熱費、机・ロッカーといった什器類等、飲食費(学会参加費等に含まれるものを除く)、その他、応募テーマに関する研究に直接関係しない費用は直接経費からの支出はできません。研究遂行上で必要な場合には間接経費の範囲内で支出可能かを所属機関に確認してください。
(2)間接研究費
所属機関にて間接経費が必要な場合には別途直接経費の20%を上限として計上できます。
事前に所属機関で間接経費の要否を確認してください。本助成事業は寄附金として交付します。
助成期間
2025年4月から2026年3月末の1年間 (研究計画に応じて、この範囲で自由に設定可)
※研究の内容によっては、事前協議の上、弾力的に対応することもあります。
公募締切日
2024年 12月23日(月) 正午
詳細は下記URLよりご確認ください。
https://www.jaame.or.jp/mdsi/activity/tech-grant_application.html