団体名 : 公益財団法人医療機器センター附属医療機器産業研究所
2025年5月7日 正午
助成の趣旨
医療機器の研究開発のあり方や医療機器産業界のあり方を念頭に、医療機器産業を取り巻く環境、短期的あるいは中長期的な課題について分析検討し、将来の提言につながり得る社会科学系研究を幅広く募集します。
当財団及び医療機器産業研究所(以下、医療機器産業研究所)は、本調査研究助成の公募を通して、医療機器のイノベーション促進や医療機器産業を研究対象とする社会科学系研究者の育成を目指しています。
当該事業で目指している育成の方向性:
・ 社会科学の視点を持てる、医療機器に携わる研究者・医療従事者の育成
・ 医療機器を理解する、社会科学系研究者の育成
応募対象者
大学・国立研究開発法人等の研究機関に所属する研究者、大学院生、学部学生の方が対象です。個人を基本としますが、個人では研究の遂行が難しい場合(例えば、複数の学術領域をカバーする場合や海外との比較を行うような場合、膨大な量の調査を行う場合など)は、主たる研究者を中心とする少人数のグループでの申請も可能です。申請者の国籍は問いませんが、下記に示す報告書を作成するために日本語による会話および読み書きの十分な能力を有することが条件となります。また助成金の取扱上、日本国内に居住している方を対象とします。
本助成では、若手研究者の方の積極的な応募を期待します。学部・修士課程の学生の方が応募する場合は、責任を持って研究指導して頂ける方との連名でグループとして申請して下さい。また研究終了時に学生等の立場が保証されていることが必要です。例えば学部卒業後の大学院への進学、修士・博士課程修了後にアカデミックポジションへの就職や研究生等のポジションが保証されていない場合は、卒業・修了までに完成する研究計画として下さい。企業等からの給与所得を得ている、いわゆる「社会人学生」については事前にご相談下さい。
助成金額
助成金は、直接経費と間接経費から構成されます。
(1) 直接研究費
概ね50万円程度。上限は100万円以内。 (研究計画に応じて、上記範囲で自由に設定して頂けます。)
※ 研究の内容によっては、事前協議の上、弾力的に対応することもあります。
(2) 間接研究費
所属機関にて間接経費が必要な場合には別途直接経費の20 %を上限として計上できます。
助成金使途
・ 対象となるもの 応募テーマに関する研究に係る費用。備品費、消耗品費、通信費、旅費、宿泊費、学会参加費、コピー代、等。研究遂行上必須となる設備等の一時的な賃借料(スーパーコンピュータやクラウドコンピュータの使用料、レンタカー代、データベース使用料等)。聞き取り調査における謝礼金。
・ 対象とならないもの 申請者・申請グループの人件費、研究室の賃借料や水光熱費、机・ロッカーといった什器類等、飲食費(学会参加費等に含まれるものを除く)。その他、応募テーマに関する研究に直接関係しない費用。
支出基準は基本的に所属機関のルールに従います。また、全額が調査研究助成となり、いわゆる間接経費・一般管理費・事務処理費等は含みませんのでご留意下さい。研究内容の全て、あるいは一部の再委託はできません。
相談対応期間
2025年3月17日~ 2025年4月9日 正午
募集期間(必着)
2025年4月9日 正午~ 2025年5月7日 正午
詳しくは下記URLあるいは添付pdfファイルをご覧下さい。
https://www.jaame.or.jp/mdsi/activity/rp-grant_application.html