日本細胞生物学会は、生命の基本単位である細胞の構造や機能を理解し、細胞生物学を進歩発展させることで我が国の生命科学研究・教育に寄与することを目的として、1950年に設立されました。細胞生物学をキーワードに、医学・理学・工学・薬学・農学など幅広い分野の研究者が集まり、1,000名を超える会員数を維持しています。2014年には法人化(一般社団法人)を行いました。細胞生物学研究は、生命科学の進展に大きく貢献するとともに、その成果は医療を始め多方面へ応用されてきました。
本学会では、年1回の学術集会の開催、国際誌「Cell Structure and Function (CSF)」の刊行、会報「細胞生物」の発行、国際細胞生物学連合やアジア太平洋細胞生物学連合の活動への協力などを行っています。また、若手研究者の顕彰や「細胞生物若手の会」の活動支援など、細胞生物学の将来を担う若手研究者の育成にも力を入れています。
細胞の中の小宇宙にはいまだ多くの謎が残っており、毎年のように驚くべき発見が生まれています。細胞生物学に興味をもった皆さま、ぜひ私たちとともに生命の謎と神秘に挑みましょう!