日本細胞生物学会は、2009年大会より若手研究者による優れた研究発表に対し、「若手優秀発表賞」と「若手最優秀発表賞」の表彰を始めました。
一般演題(ポスター、ワークショップ)およびシンポジウム・ミニシンポジウムの指定演題の若手発表者 (大会開催年の4月1日現在で38歳以下の学会員) で、 本賞への応募者の中から、10数名に「若手優秀発表賞」を授与し、その中から、最終的に2名に「若手最優秀発表賞」を授与します。
「若手優秀発表賞」受賞者は大会の懇親会に招待され、席上で表彰されます。さらに、その中から「若手最優秀発表賞」の受賞が行われ、学会から表彰状と記念品が授与されます。
1.賞の目的
細胞生物学会に所属する若手研究者(大学院生・ポスドク等)の研究発表を表彰することにより、細胞生物学研究者の育成を図り、独立を助ける。
2. 審査対象者
38歳(大会開催年の4月1日現在)以下の学会員で登録演題の筆頭著者(代表発表者)のうち、賞選考を希望した者。シンポジウムやワークショップ等の予定講演者であっても、希望すれば審査対象となりうる。
3. 応募方法
賞選考希望者は演題応募の時に、略歴、生年月日と1000字程度の自薦文(含、演題の成果・位置づけ・特筆点、本人の寄与の度合い)を演題と同時にネットから入力する。
4. 審査方法
賞選考希望者からの資料を元に第一次審査を行い、約10人の若手優秀発表賞受賞者を選定する。若手優秀発表賞受賞者は、第二次審査として、大会会期中に設けられる若手最優秀発表賞選考会において発表を行う。選考会においては、審査の上、最終的に2名の若手最優秀発表賞受賞者を選出する。尚、若手優秀発表賞受賞者が公募演者としてシンポジウムやワークショップ等でも発表することは妨げない。
5. 審査員
若手最優秀発表賞選考委員会のメンバーと大会プログラム委員(若干名)が学会長の推薦の上、審査にあたる。
6. 審査基準
第一次審査は研究の新規性、独創性、発展性、賞選考希望者の寄与の度合いを総合的に判断する。第二次審査においては上記基準に加えて、他分野の研究者に対する発表のわかりやすさ、を含めて総合的に評価する。
7. 表彰
若手優秀発表賞受賞者は全員大会二日目の懇親会に招待され、表彰される。懇親会においてはさらに若手最優秀発表賞受賞者2名が公表され、学会から賞状と賞品の授与が行われる。