日時
2026年1月21日(水)10:30~16:35(WEB配信併用)
セミナー終了後、講師と会場参加者との交流会(名刺交換会)実施
会場
千里ライフサイエンスセンタービル5階 山村雄一記念ライフホール
(大阪メトロ御堂筋線・北大阪急行、大阪モノレール 千里中央駅下車)
コーディネーター・座長
難波 啓一 大阪大学大学院生命機能研究科 日本電子YOKOGUSHI 協働研究所 特任教授
加藤 貴之 大阪大学蛋白質研究所 電子線構造生物学研究室 教授
開催趣旨
細胞や生体高分子の立体構造は生命科学のみならず医学・創薬に必須な基盤情報です。複雑な生命機能のメカニズムを解明するには細胞や生体高分子の構造とその動態や分子間相互作用を様々な状態で可視化することが必須で、可視化すべき構造の数は生体高分子だけでも数億に上ります。クライオ電子顕微鏡法は最近の技術進歩によりX 線結晶解析法やNMR を補足する役割を超え、構造生命科学の基盤技術として極めて強力なツールとなりました。わずか数㎍のタンパク質水溶液試料からその立体構造を2 日程度で決定することも可能になり、構造の安定なタンパク質では原子まで解像できる高分解能も達成可能です。最近では凍結細胞をイオンビームで薄いラメラ状にし、トモグラフィーにより立体像を得て、細胞内で働くタンパク質複合体の局在や相互作用まで可視化できるようになっています。本セミナーではそういった最近の技術進歩についてご紹介するとともに、今後に期待される一層の技術進歩や創薬等への応用展開について議論したいと思います。
参加費
無料
定員
会場160名、WEB配信500名(要事前申込・定員になり次第締め切り)
主催
公益財団法人 千里ライフサイエンス振興財団
後援
バイオコミュニティ関西
詳細は下記URLよりご確認ください。
https://www.senri-life.or.jp/event/4111/