2022年4月4日正午(日本時間)必着
募集職種
チームリーダー
募集人数
1名
応募資格
1. 博士号取得者または同等の研究能力を有する方。
2. [研究室の概要]に記載の研究課題を統括・遂行するために相応しい知識と経験、能力を有する方。
勤務地
理化学研究所 生命機能科学研究センター(神戸地区東西エリア)
兵庫県神戸市中央区港島南町2-2-3(発生・再生研究棟)
研究室の概要
生命機能科学研究センターは、個体の誕生から死までのライフサイクルの進行を、分子・細胞・臓器の連関による調和のとれたシステムの成立とその維持、破綻に至る動的な過程として捉え、個体の一生を支える生命機能の解明に取り組みます。
分子、細胞、組織、臓器、個体にわたる階層をつなぎ、これらの各階層における発生から成長、生殖・遺伝、老化、生命の終焉までの時間軸を含めた生命現象の理解を通じて、生命の根本原理を明らかにすることを目的としています。
近年のゲノム解析技術の発展はめざましく、ゲノム配列、エピゲノム、3Dゲノム構造、転写産物に至るまで、大量に得られるシーケンシングデータを情報科学的に解析し、生命現象の理解に結びつけることは、生命科学のあらゆる研究において強力かつ必須のアプローチとなっています。当センターの目的である、多階層にわたるライフサイクルの動的過程の制御機構の解明を実現するためには、デバイス技術やイメージング技術と組み合わせることにより、1細胞レベルでゲノム解析を行う技術や、組織に含まれる個々の細胞について空間情報を保持したまま同解析を行う技術等の、新たなゲノム解析技術の開発や導入、実践が必要となります。当センターは、世界的な技術開発競争の中で最先端の技術の適時かつ幅広い活用を可能にするために、ゲノム解析分野について幅広い視野を持ち、同解析の基盤技術の開発や導入と技術支援を通して、ライフサイクル科学を幅広く牽引する研究室主宰者(チームリーダー)を募集します。当該研究室主宰者には、独自のライフサイクル科学研究やバイオインフォマティクス研究、技術開発研究を推進していただきながら、ライフサイクル科学に貢献する最先端のゲノム解析の技術支援をセンター内外の研究者に幅広く展開していただくことを期待しています。
BDRでは、スタートアップ費用や年間研究費、経験豊富なシニアPIによる指導など、初期キャリアのチームリーダーが独立して研究を行うための優れた環境を提供します。研究チームは、様々な動物モデル、マウスゲノム工学、マルチスケールイメージングとオミックス、構造生物学などの最先端の施設を利用でき、医療機関や企業、提携大学院との活発な共同研究の機会もあります。詳細は、BDRウェブサイトをご覧ください。
性別や国籍を問わず、理化学研究所のダイバーシティを広げることができる方のご応募をお待ちしています。BDR内での公式な科学的なコミュニケーションは英語で行われています。
締切日
2022年4月4日正午(日本時間)必着
着任時期
2023年1月以降(応相談)
詳細
詳細情報および提出書類につきましては、下記ウェブサイトをご覧ください。
https://www.riken.jp/careers/researchers/20220202_6/index.html