日時
平成21年11月6日(金)10:00〜17:00(17:00〜交流会)
場所
千里ライフサイエンスセンタービル5階ライフホール
主催
財団法人千里ライフサイエンス振興財団
着眼点
脳は人類最後のフロンティアとして、科学者だけでなく一般の人々にとっても大いなる興味の対象である。現在、脳研究は生理学、解剖学、発生生物学、分子生物学、生化学、計算論的科学、心理学など様々な分野からのアプローチがなされ、その価値観も多岐に亙っている。しかし、脳の動きの謎を解き明かしたいとする点においては、問題意識を共有している。この素朴な興味こそが脳研究の面白さではないだろうか。一方、国内外で科学に対する社会的な要請が増大し、その様相は脳研究においても例外ではない。 本シンポジウムでは、我が国を代表する世界屈指の脳研究者が最新の研究成果を発表すると共に、現状分析・議論を通じて、脳研究の発展、方向性を読む。
コーディネーター
大阪大学大学院生命機能研究科 研究科長 村上 富士夫
大阪大学大学院生命機能研究科 教授 山本 亘彦
プログラム
はじめに
大阪大学大学院生命機能研究科 教授 山本 亘彦
1.手綱核〜行動と記憶のスイッチボードをもとめて〜
理化学研究所脳科学総合研究センター 副センター長 岡本 仁
2.ゆらぎと生命機能
大阪大学大学院生命機能研究科 ナノ生体学講座 教授 柳田 敏雄
3.内因性カンナビノイドによるシナプス伝達調節と脳機能
東京大学大学院医学系研究科機能生物学専攻 神経生理学 教授 狩野 方伸
4.ヒトの高次脳機能メカニズムに迫る道
理化学研究所脳科学総合研究センター 副センター長 田中 啓治
5.神経回路の情報制御機構
大阪バイオサイエンス研究所 所長 中西 重忠
6.パネルディスカッション
岡本 仁、柳田 敏雄、狩野 方伸、田中 啓治、中西 重忠
/司会 村上 富士夫、山本 亘彦
おわりに
大阪大学大学院生命機能研究科 研究科長 村上 富士夫
7.交流会(講師の先生を囲んで) /会費:2,000円(学生1,000円)
参加費
参加費(講演要旨集含む):無料(交流会:有料)
定員
300名
申込方法
氏名、勤務先、所属、電話およびFAX番号を明記の上、郵便、FAXまたは電子メールで下記宛にお申込下さい。件名は「千里ライフサイエンスセミナー」として下さい。
尚、交流会参加予定の方は「交流会参加」と明記の上、同時にお申し込み下さい。
(会費は、当日受付にて徴収いたします)
事務局より「参加証」を送付いたします。
申込先:(財)千里ライフサイエンス振興財団セミナー(Z5)事務局
〒560-0082 大阪府豊中市新千里東町1-4-2
千里ライフサイエンスセンタービル20F
TEL:06-6873-2001 FAX:06-6873-2002
E-mail:dsp@senri-life.or.jp