日時
平成21年10月23日(金)10:00〜17:00
場所
千里ライフサイエンスセンタービル8階(801号・802号)
主催
財団法人千里ライフサイエンス振興財団
ねらい
生体脳における分子の役割の解明は極めて重要な課題である。しかし、in vitroの系を用いる研究に比べ、in vivo の系を用いる研究は手間、時間(コスト)がかかり、困難さを伴う。近年広がりつつあるin utero での遺伝子導入法を用いれば、容易にin vivo 標本への遺伝子導入が可能であり、これをshRNA法などと組み合わせればloss of functionやgain of functionの実験を行うことも可能である。また、スライスへの遺伝子導入と組み合わせればより精度の高い実験が可能となる。本講習会では個体やスライスへの遺伝子導入法を用いて研究を発展させたい研究者の役に立つ情報を提供したい。
コーディネーター
大阪大学大学院生命機能研究科 教授 村上 富士夫
プログラム
10〜12時 <講演>
場所:千里ライフサイエンスセンター8階(801号・802号)
1. in vivo電気穿孔法による遺伝子導入
千葉大学大学院医学研究院 教授 斎藤 哲一郎
2. in utero electroporationによる脳の発生研究
奈良先端科学技術大学院大学 講師 畠中 由美子
3. slice標本へのelectroporation
大阪大学大学院生命機能研究科 教授 山本 亘彦
12〜13時<機器デモンストレーション>
(株)ベックス CUY21EDIT CUY21Vivo-SQ CUY21Vitro-EX
ライカマイクロシステムズ(株)広視野タイルスキャン顕微鏡システム(予定)
14〜17時<実習>
場所:大阪大学大学院生命機能研究科 村上研究室、山本研究室
14〜15時 in utero electroporation
15〜16時 slice標本へのelectroporation
16〜17時 electroporationを行ったサンプル解析
参加資格
生物科学の研究者などで、脳の発生研究のテクニックに興味のある方
定員
60名(但し、実習参加者は6名程度)
参加費
3,000円(但し、実習参加者は5,000円)
申込方法
下記を明記の上、FAXまたはE-mailでお申し込み下さい。
氏名、所属(大学又は勤務先)、役職名又は学年、〒所在地、電話、FAX番号
・申込締切後、係より受付の通知を返送いたします。そこに記載された振込口座に参加費をお振り込みください。
・当方で入金を確認次第、領収書兼参加証をお届けいたします。
申込締切
平成21年9月25日(金)(財団必着)。但し、実習に参加できる人数は6名程度であり、参加者の調整をさせていただきます。
協賛
(株)ベックス
ライカマイクロシステムズ(株)
申込先
(財)千里ライフサイエンス振興財団セミナー(G51)事務局
〒560-0082 大阪府豊中市新千里東町1-4-2
千里ライフサイエンスセンタービル20F
TEL:06-6873-2001 FAX:06-6873-2002
E-mail:dsp@senri-life.or.jp URL:http://www.senri-life.or.jp