Vol.20 November
開催趣旨
現在、基礎生物学・基礎医学の分野に、新たに加わる若手研究者が激減している。この現状を踏まえ、各地区で形態科学の魅力と形態学分野の将来的な展望について、学生、院生、若手研究者を中心に、この分野で活躍されている先生を中心に講演会を開催する。これによってより充実した、啓蒙活動を行なう。
主催
日本学術会議基礎生物学委員会・統合生物学委員会合同細胞生物学分科会、基礎医学委員会形態・細胞医科学分科会
後援
日本解剖学会、日本細胞生物学会、日本組織細胞化学会
日時
平成21年12月21日(月)、13:00〜17:10
場所
九州大学病院地区キャンパス内
コラボステーション 2階 視聴覚ホール
(福岡県福岡市東区馬出3?1?1)
次第
○開会の挨拶
柴田洋三郎(日本学術会議連携会員、九州大学大学院医学研究院形態機能形成学教授)
○細胞内リサイクルシステム – オートファジー-の膜動態を支える分子群
大隅良典(日本学術会議連携会員、東京工業大学統合研究院先進研究機構特任教授)
○真核細胞の起源 – オルガネラ分裂装置から解く
黒岩常祥(日本学術会議会員、立教大学大学院理学研究科・極限生命情報研究センターセンター長・特任教授)
○生体機能とモーター分子群 KIFs: 生体膜ダイナミクスを中心として
廣川信隆(日本学術会議会員、東京大学医学部教授・同大学院医学系研究科教授)
○オルガネラの形成とその障害:ペルオキソームを中心に
藤木幸夫(日本学術会議連携会員、九州大学教授)
○核膜を介した物質流通と生命機能
米田悦啓(日本学術会議連携会員、大阪大学大学院生命機能研究科教授)
○閉会の辞
藤木幸夫(日本学術会議連携会員、九州大学教授)