日時
平成25年1月23日(水) 10:00-17:00
場所
千里ライフサイエンスセンタービル 5階ライフホール
(大阪府豊中市新千里東町1-4-2、地下鉄御堂筋線/北大阪急行千里中央下車)
趣旨
近年の蛍光生体イメージング技術の長足の進歩により、生命現象を「生きたまま」で観察することが可能となってきました。これにより、従来得られなかった細胞動態や分子シグナルの精緻な時空間情報を得ることができるようになり、免疫や神経、がん、発生などの多様なライフサイエンス研究領域に数多くのパラダイムシフトがもたらされています。本セミナーでは、多光子励起顕微鏡を駆使した新しい生体イメージング研究や、細胞内での分子シグナルを可視化する蛍光プローブ技術開発の最新事情など、細胞の“こころ”を生きた個体で観察する最先端の研究を第一線の研究者達が紹介します。
プログラム
1. 生きた個体で細胞内情報伝達系を可視化する技術
松田 道行(京都大学大学院 生命科学研究科 教授)
2. New fluorescent probes and new perspectives in neuroscience
宮脇 敦史(理化学研究所 脳科学総合研究センター チームリーダー)
3. 蛍光プローブの論理的設計によるがん蛍光イメージング
神谷 真子(東京大学大学院 医学系研究科 助教)
4. 自己反応性T細胞の中枢神経系への浸入とその活性化のイメージング
川上 直人(ミュンヘン大学 Institute of Clinical Neuroimmunology グループリーダー)
5. 新規機能可視化蛍光タンパク質を用いた免疫応答の可視化
戸村 道夫(京都大学医学研究科 次世代免疫制御を目指す創薬医学融合拠点 准教授)
6. マルチカラー細胞系譜追跡法を用いた成体組織幹細胞の同定と解析
上野 博夫(関西医科大学 病理学第一講座 教授)
7. 生体多光子励起イメージングで解明する生きた細胞動態
石井 優(大阪大学 免疫学フロンティア研究センター 教授)
コーディネーター
松田 道行(京都大学大学院生命科学研究科 教授)
石井 優(大阪大学 免疫学フロンティア研究センター 教授)
参加費
無料
申込要領
氏名、勤務先、所属、〒所在地、電話番号、Eメールアドレスを明記の上、Eメールで下記宛お申し込み下さい。件名は「千里ライフサイエンスセミナーD4」として下さい。
申込先
千里ライフサイエンスセミナーD4係
E-mail sng@senri-life.or.jp URL http://www.senri-life.or.jp
〒560-0082 大阪府豊中市新千里東町1-4-2
千里ライフサイエンスセンタービル20階
TEL 06-6873-2001
主催
公益財団法人 千里ライフサイエンス振興財団