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会長就任の挨拶

2014.06.16
Vol.25 March, April & May

貝淵 弘三名古屋大学大学院医学系研究科

本年4月より、目加田英輔前会長の後を受け、日本細胞生物学会会長に就任致しました。すでに、引き継ぎ幹事会を終え、第1回幹事会、第1回運営委員会を開催しました。これまで、学会誌CSFの編集委員長や副会長なども務めてきましたが、学会の責任者になることの重みを深く受け止めています。今年度は学会の法人化というまだ経験したことのない変化が起こりますので、慎重かつ積極的に会長の責務を果たして行きたいと考えています。

私は、西塚泰美先生の研究室で大学院をスタートしたこともあり、生化学あるいは分子生物学の環境で長らく育ってきました。細胞生物学会に大きなご縁ができましたのは、今から20年程前に独立して細胞骨格や細胞接着の仕事を本格的に手がけてからになります。廣川信隆会長の時に会計監査を仰せつかったことをきっかけにして、学会の運営にもタッチするようになり、永田和宏会長の時には会計幹事を務めました。その後、米田悦啓先生の後任として、CSF編集委員長に指名され、昨年、副会長に選出されました。CSF編集委員長は4年目になります。この間10年くらいの間、運営委員会などに出席しつつ、学会の運営に携わってきました。また、2008年には大会長も勤めさせていただきました。これらの様々な経験を生かしより良い学会の運営を目指したいと考えています。

この3年ほどCSFの編集長を務めていますが、投稿される論文にはかなりの変化があるように感じています。当初は何々細胞株の樹立といった内容の論文もありましたが、最近では、ストーリーのはっきりした読み応えのある論文の投稿が増えています。そのため、CSF Awardの選考ではたいへん優れた論文が多数推薦され、採択される論文は素晴らしい内容とクオリティを持っています。これも、学会員の皆様が高い意識を持ってCSFを支援して下さっているおかげと感謝しています。一方、小さな研究室でこつこつとデータを出し投稿される論文が少なくなっている印象もあります。学会誌としての使命を考えると、この辺りは今後引き続き議論していかなければならないところだと思っています。CSFの雑誌としての優れた点はいくつかありますが、主にはオープンジャーナル、オープンアクセスであること、迅速な審査を行い、採択されると速やかに掲載されPubMedに現れることだと思います。CSFは長年掲載料無しの雑誌としてやってきましたが、学会の財務状態を悪化させないために掲載料の有料化(実費程度)を考えています。学会活動の大きな柱の一つであるCSFの発展のため、皆様のご理解とさらなるご支援をお願い致します。

この原稿が掲載される頃には今年度の大会が終了している頃と思いますが、いかがでしたでしょうか。河野憲二大会長を始めスタッフの皆様たいへんごくろうさまでした。この10年間大会の内容は大きく変遷してきました。10年程前から、学会の国際化を目指し、英語の公用語化、多数の外国人講演者の招聘などを試みてきました。国際化はそれなりに進みましたが、定着したとは言いがたい面もあります。ほぼ同時期にCOEや新学術領域研究が主催する国際会議が増え、外国人講演者を中心としたシンポジウムが多数開催され、学会のシンポジウムの優位性が思ったほど生きなかったところもあります。また、学会の大会への財政支援が難しくなっている現状もあり、現在では、比較的安価な会場で、国内講演者が中心のシンポジウムやワークショップが増えています。一方、2008年から導入された若手最優秀発表賞選考会は例年大きな盛り上がりを見せています。このことは、あまりお金をかけなくても工夫次第でまだまだ大会を魅力的なものにできることを示しています。私は2年に1回程度、アメリカ細胞生物学会大会に参加しますが、そこでいつも驚かされるのは、最先端の技術が学べる点です。また、シニアメンバー達が本気で学会の魅力を向上させる方法を考えているところも感心します。日本細胞生物学会大会に行けば最先端の技術が勉強できて、いろいろな人と知り合いになれるという雰囲気ができれば、若い人がより集まりやすくなると思っています。次年度の大会は中野明彦大会長の下で開催される予定ですが、是非魅力的な大会にしていただきたいと思いますし、学会も最大限のサポートをして行く所存です。

法人化については目加田前会長が詳しく述べられていますのでここでは割愛しますが、前会長を中心とした法人化準備委員会にご活躍いただき着実に進めて行く予定です。それ以外にもホームページの充実による学会の宣伝や学会の国際化、学会財務の健全化等、今後さらに推進して行くべき問題はいくつもあるかと思います。是非、会員の皆様からのご意見やアイデアなどをいただければと思います。

学会の運営を会長一人の力で行うことはできません。庶務幹事には、大阪大学の吉森保氏、立教大学の後藤聡氏に就任していただき、会計幹事には京都大学の濱崎洋子氏に就任していただきました。また、会計監査役の松田道行氏(京都大学)、井垣達史氏(京都大学)や選挙管理委員およびホームページ担当の原田彰宏氏(大阪大学)にも積極的に運営に関わっていただき、私の微力を補っていただく予定です。そして、細胞生物学会の会員の皆様のお力添えをお願い致したく存じます。若い研究者を惹きつけ続けることができる、より魅力的な学会を目指していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

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