団体名 : (財)三菱財団
平成18年2月3日(金)必着
応募方法
直接応募
助成の趣旨
近年の自然科学の進歩はめざましく、各学門分野の研究の深化はもとより、分野間の相互作用によりつぎつぎに新たな研究領域が誕生しつつあります。このような状況のもとで本事業は、これらの科学・技術の基礎となる独創的かつ先駆的研究とともに、既成の分野にとらわれず、すぐれた着想で新しい領域を開拓する萌芽的研究に期待して助成を行います。
自然科学のすべての分野にかかわる、すぐれて独創的な研究を助成の対象と致します。
さらに複数の分野にまたがる新しい現象を模索する実験・理論や、環境問題の基礎的研究も対象と致します。
なお、この助成金は研究達成のため十分に活用できるよう、その使途をとくに制限致しません。
応募資格
本助成は、原則として、一つのテーマとして独立した個人研究(但し少数グループによる研究も含む)を対象と致します。完全公募制であり各研究者は自由に応募頂けますが、当該代表研究者が日本国内に居住し、国内に継続的な研究拠点を有する場合(国籍等は不問)に限られます。又、営利企業等関係者は対象外となります。
助成金額
総額約3億円を予定。
1件当たり2千万円以内とし、採択予定件数は40件程度を目途と致します。
※研究の性質上比較的少額で足りる内容のものも充分考慮されます。
助成金使途
上記助成趣旨に記載の通り、制限はありません。
通常の設備費、消耗品費、旅費等は勿論、研究上特に必要な場合は、研究補助者への謝金等も可(但し当該代表研究者がこれらすべての運用責任を持つ)とされます。
助成期間
1年を原則とします(助成金は、贈呈決定後、通常は1年間で使用される事となります)。研究の性質上1年を超えるものについても、弾力的に対処いたしますので、ご相談ください。
助成決定後の義務・条件
イ. 選考の結果、助成対象者となられた場合は、財団所定の「助成承諾書」を別途提出頂き、これにより研究経過・完了の報告、収支会計報告、その他使途変更事前相談手続等の義務を負って頂く事となりますが、これら以外、現状格別の義務・条件はありません。
ロ. 助成金贈呈式を平成18年9月13日(水)に予定しております。贈呈式には助成決定者御本人の出席が原則ですが、やむを得ぬ場合は代理出席も認められます。
応募期間
平成18年1月6日(金)〜平成18年2月3日(金)〔期間内に必着のこと〕
応募方法
◆「助成申込書」の作成
イ. “申込書の内容・書式”は、当財団インターネットホームページ上にて、“財団概要”、“助成応募要領”等共々、11月下旬以降、平成18年度分を掲載致しますので、これをご参照下さい。
〔ホームページアドレス〕 http://www.mitsubishi-zaidan.or.jp
ロ. “申込書用紙”は、原則として、このインターネットホームページにてワープロ形式(一太郎、MS-WORD、Mac版EGWORD)で示してあるものを、ダウンロードの上、ご使用下さい。
※別に、当方より関係大学、研究所等宛に送付済の用紙あるいはそのコピーを使用頂いても結構です。
※上記何れの方法にも依り得ない場合は、財団事務局宛「宛先記入済の返信用角2(A4サイズ)封筒に140円切手貼付」の上、郵送ご請求あれは、用紙等お送り致します。
ハ. ワープロ又は黒ボールペンを使用し、楷書で明瞭に記入して下さい。
◆記入上のご留意点
イ. 申込書1ページの研究題目上部欄に申込研究題目のコード番号をご記入下さい。(ホームページ上のコード表をご参照下さい。なお、コード表は平成15年度版文部科学省科研費申請コードに準じたもの)
ロ. 代表研究者が大学・その他の研究機関等に所属される場合は、当該大学・研究機関等の所属機関の「長(例えば、大学院研究科長、学部長、研究所長等、直属の所属機関長)」から本件研究助成申込についてのご承認を得て下さい(申込書末尾書式の通り)。
又、他機関に所属する協同研究者の参加が必要な場合も、主要な協同研究者については、所属機関の「長」のご了承を予め代表研究者よりお取り置き願います。
ハ. 申込書4ページの主要発表論文リストは、全著者名、タイトル、掲載雑誌名、巻、号、掲載頁、西暦年を明記下さい。3)提出並びに受付
◆提出並びに受付
イ. 「助成申込書」の提出は、郵送によります。なお、FAXあるいはホームページ上での受付、E-mailでの申込受付は致しません。
ロ. 「助成申込書」の正1通、副5通(コピー)を、左肩上で各ホチキス留めして、直接財団宛ご送付下さい。
※申込書スペース不足の場合は、適宜用紙にて補足説明頂いても結構ですが、それら「別紙」部分並びに参考資料類を必ず申込書正、副(5通)すべてに添付して下さい。(申込書正、副に各々添付された資料に基づき選考致します。)
ハ. 正1通には、採否結果通知用に使用しますので、結果連絡先の住所・氏名ご記入の名宛シール(定形封筒用サイズ)を1枚添付して下さい。
ニ. 複数名の「助成申込書」を所属機関でまとめて送付される場合には、1件毎に角2(A4サイズ)封筒へ入れたうえで、一括してお送り下さい。
ホ. ご提出いただいた申込書、添付資料等は返却いたしかねますので、あらかじめご了承下さい。
◆受付の確認
「助成申込書」到着後、受付番号を採番しご返送しますので、宛先住所・氏名ご記入済の返信用はがきを必ず同封して下さい。
尚、所属機関で「助成申込書」を多数まとめてご送付され、各人別返信はがきに加えて所属機関宛にも受付確認を希望される場合には、前記の助成申込者宛返信はがきに加えて1.80円切手貼付の同所属機関宛の返信用封筒、2.申込者氏名一覧表(受付番号欄つき)、を同封して下さい。
申込書提出先
財団法人三菱財団事務局
〒100-0005 東京都千代田区丸の内2丁目5番2号(三菱ビル15階)
TEL: 03-3214-5754
FAX: 03-3515-7168
選考方法/結果通知
◆選考方法
財団委嘱の委員からなる選考委員会において慎重審議の上、その答申案に基づき、平成18年7月下旬開催予定の財団理事会・評議員会において正式決定されます。
◆結果通知等
イ. 結果は、決定後直ちに代表研究者宛に書面で通知されます。なお「助成決定者一覧」は、当財団インターネットホームページ上に掲載するほか各種学術関係広報資料(科学新聞、学会ニュース等)にも掲載を依頼致します。
ロ. 採否の理由についてのご照会には回答いたしかねますのでご了承下さい。
個人情報取扱について
1)個人情報は原則として利用目的の範囲内で、かつ業務遂行上必要な限度内で利用致します。
2)法令等の定める場合を除き、事前に本人の同意を得ることなく、個人情報を第三者に提供致しません。