• 学会について
    • 学会概要
    • 学会の歴史
    • 学会役員名簿
    • お知らせ
    • お問い合わせ
    • 広告掲載のお願い
  • 学術大会・委員会
    • 大会案内
    • 男女共同参画推進若手研究者育成委員会
    • 将来計画委員会
    • 細胞生物若手の会
  • 表彰
    • 論文賞
    • 若手最優秀発表賞
  • CSFについて
    • CSF English Site
    • CSFについて
    • 編集委員会紹介
    • CSF編集委員長からのメッセージ
    • CSFのX
    • CSF編集委員長のX
    • CSF投稿サイト
  • 会報「細胞生物」
    • 会報「細胞生物」最新号
    • 会長挨拶
    • 巻頭言一覧
    • 寄稿
    • イベント情報
    • 公募・求人情報
    • 賞および研究助成
    • 議事録
    • 賛助会員
    • 会員専用
  • 入会のご案内
    • 入会のご案内
    • 賛助会員入会のご案内
    • 各種お届けについて
  • 実験情報
    • 実験プロトコル一覧
    • その他実験情報
    • 抗体情報一覧
    • 実験情報の提出について
    • 細胞生物学用語
  • 会員ページ
  • お問い合わせ
  • En

細胞骨格関連分子(微小管プラス端集積因子)の免疫染色

2011.09.29
免疫染色関連

清末 優子
理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター(CDB) 光学イメージング解析ユニット

http://www.cdb.riken.jp/oia

ダウンロード
概要・原理 装置・器具・試薬 詳細 工夫とコツ 参考文献

概要・原理

本プロトコルでは、細胞骨格の抗体免疫染色を行う中で、特に固定法に注意を要する分子について記載する。細胞骨格は、構成分子の繊維構造への重合による形成と崩壊を繰り返すことで多様なパターンを形成する。微小管細胞骨格は主にそのプラス端側で重合と脱重合を繰り返しており、伸長する先端に特異的に集積する多数の分子群、”微小管プラス端集積因子(+TIPs)”、が存在する。+TIPsの局在は微小管の重合停止と共に消失するため、細胞の固定に際しては+TIPsの局在が消失する前に微小管構造が固定され保持されなければならない。そのためにはアルデヒド系の固定液は不向きで、-20℃アルコール固定(メタノール又はアセトン:メタノール=1:1)が良い。この方法により、生きた細胞中で観察される+TIPsの局在と同様のパターンが維持される。

装置・器具・試薬

バッファー

-20℃ Methanole or acetone:methanol=1:1
1X PBS
10% Triton-X 100
その他、標準的な免疫染色プロトコルに準じる

詳細

【 fig. 1 】
  1. 固定(メタノール又はアセトン:メタノール=1:1)は事前に準備し、-20℃に冷却しておく。染色器を沈めた容器に十分な固定液を満たして冷凍庫内で冷却しておくと良い(Fig.1)。
  2. 細胞を播種したカバーガラスを、-20℃固定液に浸漬し、2分間インキュベートする。
  3. カバーガラスを取り出し、0.01% Triton X-100を含むPBSで洗う。
  4. 以降、一般的な手順の通りに、血清やBSA、市販のブロッキング溶液等でブロッキング後、1次抗体、2次抗体でインキュベートし、褪色防止剤を含む封入剤でマウントする。

工夫とコツ

細胞は、低温になるなど外界からの刺激を受けても微小管伸長が速やかに停止することがあるため、固定時は、37℃の培地あるいは実験条件下から直接、-20℃の固定液に浸漬すると良い。固定前にPBS(+)で洗浄する場合にも、温度等の環境はできるだけ実験条件に合わせ、短時間でリンスするにみに留める。
アルコール固定したサンプルでは、ファロイジンによるアクチン染色やDAPI等による核染色が弱くなるため、多重染色を行う場合には注意を要する。また、膜構造も破壊されやすいため要注意。

参考文献

前の記事 一覧 次の記事

実験情報

  • 実験プロトコル一覧
  • その他実験情報
  • 抗体情報一覧
  • 実験情報の提出について
  • 細胞生物学用語
  • ホーム
  • 実験プロトコル一覧
  • 細胞骨格関連分子(微小管プラス端集積因子)の免疫染色
  • 株式会社細胞工学研究所
  • 花市電子顕微鏡技術研究所
  • 学会について
    • 学会概要
    • 学会の歴史
    • 学会役員名簿
    • お知らせ
    • お問い合わせ
    • 広告掲載のお願い
  • 学術大会・委員会
    • 大会案内
    • 男女共同参画推進若手研究者育成委員会
    • 将来計画委員会
    • 細胞生物若手の会
  • 表彰
    • 論文賞
    • 若手最優秀発表賞
  • CSFについて
    • CSF English Site
    • CSFについて
    • 編集委員会紹介
    • CSF編集委員長からのメッセージ
    • CSFのX
    • CSF編集委員長のX
    • CSF投稿サイト
  • 会報「細胞生物」
    • 会報「細胞生物」最新号
    • 会長挨拶
    • 巻頭言一覧
    • 寄稿
    • イベント情報
    • 公募・求人情報
    • 賞および研究助成
    • 議事録
    • 賛助会員
    • 会員専用
  • 入会のご案内
    • 入会のご案内
    • 賛助会員入会のご案内
    • 各種お届けについて
  • 実験情報
    • 実験プロトコル一覧
    • その他実験情報
    • 抗体情報一覧
    • 実験情報の提出について
    • 細胞生物学用語
  • 定款・細則
  • プライバシーポリシー
  • お知らせ
  • お問い合わせ
Copyright 2025 Japan Society for Cell Biology 一般社団法人 日本細胞生物学会 All Rights Reserved.