日時
平成21年1月9日(金) 10:00〜16:50
場所
千里ライフサイエンスセンタービル 5階ライフホール
参加費
無料
申込要領
申込要領:氏名、勤務先、〒所在地、所属、電話番号、Eメールアドレスを明記の上、Eメールで下記宛お申し込み下さい。件名は「千里ライフサイエンスセミナー」として下さい。
問い合わせ先/申込先
(財)千里ライフサイエンス振興財団セミナーY4係
〒560-0082 大阪府豊中市新千里東町1?4?2
千里ライフサイエンスセンタービル8階
E-mail sng@senri-life.or.jp TEL 06-6873-2001
URL http://www.senri-life.or.jp
趣旨
昨年11月、山中教授がヒトiPS細胞株樹立を報告しました。これに対し、我が国は異例ともいえる早さで研究支援を決定し、手始めに昨年暮iPSについてシンポジウムを開きました。その後、世界中でiPSについて様々な角度から研究が加速しています。事実、幹細胞に関するどの会議でも、iPSのセッションが最も多くの聴衆を集めています。
今回の千里ライフサイエンスセミナーは山中報告から約1年目に当たります。この節目に、山中教授を含め昨年暮れのJST主催のシンポジウムの演者を中心に集まっていただいて、それぞれの一年を振り返ってもらうことを目的にしています。何ができて何ができなかったか、世界ではどのような研究が進んでいるのか、この結果見えてきた未来とは、そしてこの技術を生んだ我が国の課題は、など、自由に語っていただこうと企画しています。
プログラム
多能性とリプログラム
1.はじめに:iPS研究のルーツ
理化学研究所発生・再生科学総合研究センター 西川 伸一
2.分化多能性を制御する転写因子ネットワークの基本骨格
理化学研究所発生・再生科学総合研究センター 丹羽 仁史
3.iPS細胞の可能性と課題
京都大学iPS細胞研究センター 山中 伸弥
トランスレーショナルリサーチから臨床応用への問題点
4.幹細胞と網膜再生
理化学研究所発生・再生科学総合研究センター 高橋 政代
5.iPS細胞を用いた神経再生戦略
慶應義塾大学医学部生理学教室 岡野 栄之
6.iPS細胞の臨床応用に向けた有効性と安全性の評価
自治医科大学分子病態治療研究センター 花園 豊
7.総括と展望:幹細胞研究の将来
理化学研究所発生・再生科学総合研究センター 西川 伸一
その他
主催:(財)千里ライフサイエンス振興財団
コーディネーター:理化学研究所発生・再生科学総合研究センター 西川 伸一